ピルの飲み方と役割を知ろう

だらだら生理が長引くのを防ぐなら5日目以降に飲む

ピルは望まぬ妊娠を避ける目的の他、生理周期が乱れがちな人にも生理日調整のために用いられることがあります。
例えば、生理がだらだらと長引くタイプの人の場合、その症状があらわれている時点でホルモンバランスや体に何かしらの異常が出ている状態です。
正常な状態であれば生理は約1週間程度で終わります。
最初の段階では経血は鮮やかな赤色をしていて量も多くなります。
生理の後半になれば徐々に量は減り、経血の色も茶色っぽくなっていきます。
この変化が起きてからもだらだらと生理が続けば、それ自体がストレスの発端となりさらに悪循環を招くことになります。

こうした状態を回避していくためには、ピルの服用が欠かせません。
だらだらと続く生理を防ぐならばまず、生理日から5日目以降にピルを服用するのがおすすめです。
一般的にピルには女性ホルモンと似た作用のある成分が含まれています。
これが体の中に入ることでホルモンバランスを調整していくわけです。
生理日から5日目以降にピルを服用すると、身体は次の排卵、生理のために変化をはじめていきます。
強制的に生理を終わらせることができるので、だらだらと続く生理も防ぐことができるというわけです。

もちろん、生理がだらだらと長引く理由には子宮内膜症やその他の病気が挙げられることもあります。
ただ、ピルを服用すれば、こうした婦人科系の病気の予防、改善にも役立つことになるため、生理日調整以外の目的でもその効き目を期待することができます。

ピルを初めて服用するという人の場合、ごくまれに副作用の症状があらわれます。
これはピルに含まれるホルモン成分に体が敏感に反応することで引き起こされていきます。
身体が慣れるまでには頭痛や腹痛、ちょっとしためまいなどの副作用に悩まされることもあるかもしれませんが、これで乱れていた生理周期、だらだら続く生理を改善していくことが出来るのです。
決して悪いことばかりというわけではありません。

だいたい飲み続けるとピルの副作用はなくなる

先にも挙げたように、ピルを初めて服用する場合、そのホルモン成分の影響で副作用の症状があらわれやすくなります。
女性ホルモンのバランスをいきなり体外からの成分で変化させていくのですから、多少なりとも違和感を感じることはあるでしょう。
人によっては先に挙げた副作用の他、不正出血と言って消退出血と似た出血が続くことがあります。
血がでると不安に感じる人もいるでしょうがこれもあくまで一時的な体の反応です。

この副作用はピルを飲み続けることで自然と収まっていくものです。
1シート目のピルで副作用が治まるケースは少なくても、それが2シート、3シートと飲み続けることで、身体が慣れていきます。
不正出血の場合でもそれは同様で、3シート目以降にもこの症状が続くという人はほとんどいません。
副作用があらわれると錠剤を飲むこと自体に抵抗を感じてしまうこともあるかもしれませんが、それがずっと続くわけではないという点はピルを服用するために必要な知識としてしっかり押さえておくといいでしょう。

錠剤を飲むタイミングをうまく調節することで、だらだらと続く生理をきっぱり終わらせることが出来るピル、ここで挙げた方法の他、生理日を早めたり遅くしたりすることも可能になってきます。
旅行や出張など、生理が被ると困るイベントがある場合には尚のこと、そのポイントについて押さえておくといいでしょう。

ピルは生理予定日の2日ほど前に服用を止めれば自然と消退出血が起きることになります。
女性ホルモンの量がガクンと減ることで身体は再び変化して、子宮内膜を血液と一緒に排出していこうとします。
この点をしっかり押さえておけばその日程調整もしやすくなっていくでしょう。