ピルの飲み方と役割を知ろう

第二世代ピルのメリットとデメリット

第二世代ピルのメリットは何といっても服用による体の負担が少ないことです。
というのも、第二世代ピルは段階的にホルモン成分の量を変化させているので、身体への負担を最小限に抑えることが出来ます。
最初から大量のホルモン成分が体の中に入ればそれこそ影響は大きくなりますが、第二世代ピルのように少しずつ体に慣らしながらその量を増やしていくタイプであれば、初めての人でも難なく服用することが出来ます。

また、第二世代ピルのメリットはこれだけではありません。
第二世代ピルの多くはその錠剤が3段階で色分けされています。
わかりやすくシートに色や数字が表示されているものもあるため、飲み間違いのリスクがかなり軽減できるわけです。

ただ、第二世代ピルにはデメリットも存在しています。
それは男性化作用があるという点です。
男性化作用とは、ニキビができやすくなる、毛深くなるなど体にあらわれる諸症状のことで、人によってはこうした症状が飲み始めから顕著にあらわれることがあります。
こうした症状があらわれることで不安を感じる人も中にはいるでしょうが、これに関しては医師と相談の上解決していくしか方法は在りません。
場合によってはピルの種類を変えて男性化作用があらわれるかどうか反応を見ていくことも大切です。

もちろん、こうしたデメリットがすべての人に症状としてあらわれるというわけではありません。
例え症状があらわれても、それが軽度で服用を止めるほどではないというケースも決して少なくはありません。
まずは、ピルの飲み始めで体に異変は起きていないか、そのピルが自分の体質に合っているのかどうか、チェックしていくことからはじめていくといいでしょう。

第二世代のピルは日本でも多く処方されているタイプです。
実際に使ってみてその良さを実感するのがベストですが、前もってそのメリットやデメリットを知識として押さえていくことも大切です。
ここで挙げたことはあくまで一例ですが、知っておいて損はありません。

トリキュラーの21錠と28錠の成分の違い

第二世代ピルの中でもとりわけ有名なのがトリキュラーです。
トリキュラーには大きく分けて二つの種類があります。
それが21錠タイプと28錠タイプです。
この二つ、錠剤の数が違うのはなぜなのか、成分に違いはあるのでしょうか。

結論から言えば、トリキュラーの21錠タイプと28錠タイプでは成分に違いはありません。
違うのは錠剤の数だけで、28錠タイプの方は偽薬が7錠プラスされているというだけの話です。
本来、トリキュラーを含めた第二世代ピルは3段階でホルモン成分の量が調整されています。
最初は黄体ホルモン成分が0.05mgの5錠、その次に量が多少増えた0.075mgの6錠、そして最後の10錠は成分量が他に比べて格段に多く0.125mgとなっています。
ちなみに、これに対して卵胞ホルモンの量も多少変化していて、0.03mgから0.04mg、0.03mgと3段階で違いを設けています。

この仕組み自体は21錠でも28錠でも変わりはなく、偽薬の7錠には有効成分は一切含まれていません。
極端な話、トリキュラーを服用中、この偽薬は服用しなくても何も問題もないわけです。
とはいえ、ピルはただでさえ飲み間違いのリスクが懸念される医薬品です。
毎日欠かさず飲むことで効き目が持続されることになるため、毎日錠剤を服用するという習慣が大切になっていきます。

トリキュラーを服用する場合でも、もし飲み間違いや服用自体を忘れるのが怖いというのであれば28錠タイプのものを選ぶといいでしょう。
逆に少しでも錠剤を飲む回数を減らしていきたいという人は21錠のタイプがおすすめです。
服用の仕方や性格、普段の生活習慣によってより自分に合ったものを選んでいくことが大切になってきます。